R7年3月8~9日 全国青年委員長会議

令和6年度 全国青年員長会議 報告
青年副委員長 郷 拓郎(北魚沼支部)
令和7年3月8日(土)、9日(日)に東京の上野で行われました、令和6年度全国青年委員長会議【次世代に繋ぐ建築維新 ~建築士会は唯一無二の集団~】に参加してきました。
二日間を通して、我々青年建築士が何を生み出し時代に何をつないでいくのか、各単会リーダーは何を果たしていくべきか。を考える貴重な機会となりました。会議プログラムとして、
【第一部・第二部】迫る大阪・関西万博、仲間の必要性。と題しEXPO2025大阪・関西万博プロジェクトのコンペや事例を参考に効果的・理想的なチーム作りを学びました。講師は大阪関西万博 若手建築家20選コンペ審査員 吉村靖孝氏。また若手建築士 小俣 裕亮氏・金野 千恵氏・三井 嶺氏とのクロストークディスカッションでは、万博における自作の紹介や、協働スタッフや仲間のありかたに関するお話をしていただきました。
【第三部・第四部】立案ワークショップ・グループ案の発表
(参加者:各都道府県青年委員長・副委員長)
全国組織を活かして今後、全国青年委員会で叶えられそうな(夢の様な)、プロジェクトをグループで発案し、それぞれの案を発表する場を設けました。抜粋してご紹介いたします。
①メタバース(仮想空間)を活用し、第二の日本国を作る。
②建築士会が運営する、校舎を持たない建築学校をたちあげる
③各県の伝統的建物を巡るツアー企画(47年計画)
④防災・ボランティア活動に特化した全国青年委員ネットワークをたちあげる
などなど、今回各県から参加された方々の多種多様な特徴やスキルを持ち寄って、夢を膨らます会議になりました。
ただ、同時に言えることは、単会活動での衰退が見え始めており、ますます近隣支部との連携を生み出しエリアで活動する必要になってくる。また長い道のりですが建築士会強靭化を高めていく方法を、士会全体で考えて行く必要があると感じました。逆に私自身、全国にも同じ建築士が居る、必要な時は声を掛け合える、そんな方々に出会うことができ、勇気をいただきました。これを機に多くの出会いを求めて活動していきたいと感じております。
改めまして今回は会議に参加させていただき、誠にありがとうございました。
【コンペ審査基準】
 
 【コンペ20組による提案】 
 
【グループ発表風景】