全県交流会in十日町「縄文へのいざない」

 10月13日(金)に全県交流会in十日町を開催いたしました。
 新潟支部、長岡支部をはじめ県南ブロックの各支部より総勢32名の方々にご参加いただきました。今回は2020年6月にオープンした十日町市博物館の見学と国宝「火焔型土器」の出土地を巡る見学会を行いました。
 十日町市博物館では、館長の菅沼様より博物館の概要と信濃川流域の縄文時代の説明をいただき、その後、普段は入れない収蔵庫や修復途中の土器を見学させていただき、国宝「火焔型土器」の展示室では、地震時での免振台装置の機能や土器が出土した時の状況の質問があり興味深いお話を聞くことができました。

 建築に携わる会員の皆様は、細部の納まりなど興味深く見学し、充実した見学会であったと思います。
 その後、秋晴れの中、火焔型土器出土地の笹山縄文館公園に移動し、竪穴式住居等を散策し、ゆったりとしたひと時を過ごしました。

 交流懇親会は、手塚貴晴+手塚由比設計の「十日町産業文化発信館 いこて」にて行いました。
 美味しい料理と飲み放題の地酒を堪能し、お互いの支部現況やどうしたら若い会員を増やせるかなどの会話に盛り上がり、有意義な交流懇親会となりました。

 不慣れな点も多々ありましたが、参加者の皆様のご協力の元、成功裏に全県交流会を終えられたことに感謝申し上げます。