第34 回全国女性建築士連絡協議会 『山形』

全国女性建築士連絡協議会(以下全建女)が7月19日(土)20日(日)の二日間に渡り山形市にて「山形から発信 みらいへつなぐ木への挑戦」〜雪・山・川がおりなす食文化と共に〜というテーマで開催され、現地参加294 名、オンライン参加67 名 合計361 名が山形テルサに集まりました。新潟からは現地参加8 名 オンライン参加4 名の合計12 名。
全建女は毎年この時期、開催場所は隔年で東京と地方を交互に。2026 年は東京、その次は神奈川での開催が決まっています。
初日は①被災地報告・活動報告から。
山形県北部豪雨(令和6 年7 月25 日-26 日発災)に続き、能登半島地震・能登半島豪雨(令和6 年発生)の他福島・兵庫県から報告。
そして②基調講演 瀬野和広氏、鍋野友哉氏による「木造建築の可能性」
これからの木造建築のあり方を考える機会となりました。
2 日目の③分科会は「建築士としての防災を今、考える」に参加。自然災害が多発する中、私達に求められる役割も大きくなりつつあります。分科会は全部で7 つあり、他には避難所運営について、古民家再生など興味深いことばかりです。
①〜③についてはこのリンクに概要がございます。是非ご覧ください。
https://www.kenchikushikai.or.jp/data/josei/report_summary_R07.pdf?20250723
会場では「やまがた愛の武将隊」(歴史や観光PR を御役目とする戦国武将)も出迎えてくれ、「愛」の兜を付けた直江兼続公に「新潟から参りました」と話したら「儂の生まれ故郷じゃ」と返してもらいました。
さて初日の一番の楽しみは新型コロナ禍以降初となる大懇親会!約300 人がクジ引きで決められた丸テーブルに分かれて座り、山形の美味しいコース料理とお酒をいただきました。私は残念な事にノンアルでしたが「十四代」という有名なお酒はあっという間になくなったそうです。とにかくよく食べ良く飲みよくしゃべり、全員初対面と思えない気さくで賑やかな時間でした。隣席の高知県の方から、高知は台風の通り道なので積み重ねた経験を元に暴風でも安全な建物を作ってきたが、近年はなぜか台風が高知から反れることが多いとのお話が印象的でした。今までにない高温や豪雨・少雨含め、大きな気象の変化をより身近に感じます。

2 日目の分科会のあとは新潟の8 名のみでランチをいただいてから、シェルターインクルーシブプレイスコパル(山形市南部児童遊戯施設)にて建物見学。雄大な蔵王山を見ながら子供がのびのび遊べる素晴らしい施設です。そして文翔館へ。旧県庁舎・県会議事堂は本当に細部まで美しい建物です。もし行かれたら天井に1 か所だけある漆喰できたサクランボを探しましょう。
同じ県内でも普段は別々の皆様とご一緒し建築の話だけでなく、美味しい物をいただいたりお土産を選んだり、道中も実に楽しく学ぶ点も多い大人の修学旅行でした。37 度の暑い山形で有意義な2 日間を過ごすことができました。事務局はじめ計画ご準備くださった皆様に心より感謝申し上げます。
長岡支部 井嶋泉美