R7年度関ブロ東京大会 報告文(パビリオン)

関ブロ東京大会は「東京空間万博2025」と題して、東京都八王子市の大学セミナーハウスで開催された。今回は新たな試みとして各県ごとにパビリオンを設け双方がコミュニケーションをとりながら学びあえる場が設けられた。従来の関ブロでは第一分科会から第三分科会まであり、事前に自分がどの分科会に参加するか決める必要があったが、現在開催中の大阪・関西万博にならい、各自で当日に気になるパビリオンを周るという前例のない関ブロ大会となった。
本大会開催中は各パビリオンに来場するとスタンプが押してもらえるスタンプラリーや、会場各所にあるクイズに答えながらパビリオンを周るクイズラリーも同時に開催され、大懇親会にてクイズ・スタンプラリー参加者の抽選会も行われた。また、当日は学生の参加者も多く世代を超えた交流も生まれ、参加者が楽しみながら各パビリオンを回っている姿がみられた。
パビリオン展示では発表で伝えきれなかった部分を深掘りするものや、実際に地域実践活動で行ったイベントを疑似的に体験できるものなど、趣向を凝らしたものとなっており、各県の意気込みが感じられた。
今回の関ブロ東京大会では新たにパビリオン賞が設けられ、大懇親会で発表があり栃木県が見事パビリオン賞を受賞した。
栃木県は最優秀賞、会場賞も受賞し、賞を全て獲得する快挙を達成した。
本大会に参加したことで、他県の活動を、パビリオンを通して体験することができ、今後の建築士会の活動に生かしていけるヒントを多く見つけられた有意義な大会となった。

                                                 間 翔平